機械系同窓会主催
講演会およびパネルディスカッション
「イノベーションを生み出すヒント」のご案内
概要:
【企画主旨】
AIが仕事を奪うことへの懸念が広がっている。定型的な頭脳労働の一部がデジタル化されて,機械に置き換わるのは間違いないが,一方でイノベーションにはいつも新しい技術がいるわけではない。iPhoneは既存の技術を使っているが,ジョブズの優れた発想から生まれた。「何をしたいのか」を見失ったまま,新しいことを探してはいないかを振り返ってみると,成功へのストーリー(道筋)とコミットメントが重要であることが分かる。米国のDARPA(国防高等研究計画局)はInternetの前身を作った組織として有名であるが,そこでは「競争的課題解決型」と呼ぶ研究スタイルがイノベーションにつながるとして,解きたい課題(目標)を明確にして、到達までの具体的なシナリオを競わせている。
自分の頭で考えることの大切さは過去・現在・将来共に変わらない。原則を理解してイノベーションを興した実例として,モーターを画期的に小型化できるコイル*を開発した (株)アスターの本郷武延社長に講演いただき,基礎力の大切さを講演とその後でのパネルディスカッションで考える。加えて,これからの社会を作っていく時に重要なSDG’sへの機械工学としての取り組みについても考えたい。
昨年度に引き続き,本講演会では会員各位はもとより,広く大学・研究機関・企業・関連官庁に参加を呼びかけて,掲記の課題について技術と教育の振興に資する議論をしたい。
* https://www.ast-aster.com/technique.html
【基調講演】
講 師:本郷 武延 氏 (株式会社 アスター代表取締役)
講演題目:『イノベーションを生み出すヒント
~産業用モーター向けアスターコイルの開発経緯と航空機産業参入を目指して~』
【パネルディスカッション】
『機械産業/機械工学を取り巻く環境の変化への対応
~イノベーションを興すには? これからの社会発展に対する機械工学の貢献とは?~』
日時:
2019年10月26日(土)
14時00分~16時50分(講演会)
17時00分~18時30分(交流会)
場所:
帝京大学 板橋キャンパス 大学棟本館内教室2階 201教室(大学棟正面入口から入ると2階)
〒173-8605 東京都板橋区加賀2-11-1
参加費:
講演会会費 無料
交流会会費 1,000円(予定)
参加のお申し込みはこちらのフォームからお願いします。
詳細につきましては、こちらをご覧ください。