昭和30年卒業生

精密30年卒クラス会ニュース

精密工学科 昭和30年卒 能上 進

2000年11月20日 東京 学士会館にて

 精密30年卒業組は39名のクラスでした。今年は卒業、満45周年ということで久々に学士会館でクラス会を持ちました。このクラスも齢68~69歳となり、個々人によっては多少の時差がありますが、仕事とか勤務という観点からは殆どの者が一つ二つの節目を迎えております。

私共、昭和一桁生まれの世代は、戦中、戦後の大変な混乱期に学齢期を過ごしました。学窓を巣立ってからの私達の世代は、日本が戦後の荒廃から立ち上がり経済大国日本に成長する過程の40年間を産業界で活躍した同志です。産業戦士とか猛烈社員とかおだてられながらも、ともかく日本に対する昭和一桁世代の責任は果たしたように思います。しかし「失われた10年」と言われる昨今の日本の「豊さの中の荒廃」を眺めていると我々世代がやってきたことがこれでよかったのかなあと云う疑念と忸怩たるものが残ります。

クラス会では旧懐を暖めながらもこの様な憂国の話題も飛出し未だ未だヤル気満々のクラスメート達でした。しかし、6名の方々がすでに故人となられたのは淋しい限りでした。今後は毎年1回のクラス会と5年後の50周年記念には仙台で盛大に行うことを約して別れを惜しみました。