第21期(平成28年度)通常総会・特別講演会

東北大学機械系同窓会
会長 杉山一彦

拝啓 春寒の候,ますますご清祥のこととお喜び申し上げます.

日頃,東北大学機械系同窓会の活動に対しご高配を賜り厚く御礼申し上げます.

さて,平成28年度通常総会ならびに特別講演会を下記要領にて開催いたします.今回は,ジーディーキューブコンサルティング代表 吉村 達彦氏(機械第Ⅱ41年卒)より「発見力と素人力 〜信頼性と共に50年〜」、と題した講演を賜ることになっております.皆様お誘い合わせの上,ご参加下さいますよう御願い申し上げます.

敬具 記

日時:平成29年3月4日(土)

会場:東北大学工学部中央棟2階(青葉山キャンパス センタースクエア内

   〒980-8579 宮城県仙台市青葉区荒巻字青葉6-6,交通アクセス

次第:14:00-14:30 総会

   14:40-15:40 特別講演会

          題目:発見力と素人力 ―信頼性と共に50年―

          講師:吉村 達彦 氏(機械第Ⅱ41年卒)

          ジーディーキューブコンサルティング代表

   16:00-17:30 交流会(参加費:5,000円)

          会場受付けでの当日のお支払いか、又は銀行振込をお願いします。

          他金融機関から:ゆうちょ銀行229店 当座0011176

【特別講演会 講師のご紹介】

講師: 吉村 達彦 氏

現職: ジーディーキューブコンサルティング代表

経歴: 機械工学第2学科S41卒業、同修士課程修了後、トヨタ自動車開発部門で32年間、九州大学教授(固体力学)として3年間、米国ジェネラルモーターズエクゼクティブダイレクターとして4年間勤務後現職.工学博士(東北大学)

メッセージ: 横堀武夫先生が研究室に置いて行かれた「Interdisciplinary Approach to Fatigue (ASME)」のHellerの疲労と信頼性を結びつけた論文を読んでから50年、何らかの形で、信頼性と関わってきたように思います。そして、信頼性の統計的な表現に理論的意味づけを考える研究に始まり、実業の世界で製品の信頼性を高める仕事に移り、さらに、信頼性問題を未然に防止するには、という世界に踏み込んでしまい、振り返れば、失敗と挫折の連続でした。そのような中から、最近到達したキーワード「発見力」と「素人力」について、披露し、さらにこれからの方向について問題提起をさせていただきたいと思います。