機械系同窓会設立10周年記念事業

除幕式

「火力発電用蒸気タービンロータ」の展示と「機械系学科及び専攻史略年表」の作成。

機械系1号館前(旧精密工学科駐車場)に設置された,火力発電用蒸気タービンロータ

機械系2号館1階ロビーに設置された,機械系学科及び専攻史略年表

寄贈された蒸気タービンロータは東北電力仙台火力発電所2号機にて41年間運転されたものです。タービンの全長は約18mあり,高圧,中・低圧,低圧の3ロータより構成されています。展示品は中央の中・低圧ロータです。同発電所には同型の3台のタービンがあり,1号機は米国GE社製,本2号機と3号機は日立製作所製です。技術導入から国産化への黎明期における歴史的に貴重な機械です。ご来校の際には,是非ご覧下さい。

最大直径2433.7mm
全長6010mm
重量23100kg
回転速度3000min-1
定格出力175000kW
運転開始昭和35年3月
運転終了平成12年10月
運転時間277000時間