第12期(平成19年度)通常総会・特別講演会

(敬称略)

平成19年度通常総会・特別講演会・懇親会は,平成20年5月17日(土),東北大学片平キャンパス内さくらホールにて開催された.出席者は71名であった.なお総会に先立ち流体科学研究所の研究室見学が開催された.今回は,小林・大上研,圓山・小宮研,大平・野沢研,林・関根研/伊藤研,西山・高奈研/佐藤研,太田研,高木・三木研/内一研,大林研/鄭研,早瀬・船本研/白井研,寒川・久保田研/大竹研,藤代研の各研究室が公開され,最新の研究成果について説明を受けた.

第Ⅰ部 総会(13時00分~13時45分)

 司会の升谷五郎(機II 46)が開会を宣言し,石井敏夫(機26)が会長挨拶を行い,引き続いて会長が議長席に登壇し議事の進行を行った.

第1号議案
 「平成19年度事業報告」を升谷五郎(機II 46)が報告し,承認された.
第2号議案
 「平成19年度決算報告」を西澤松彦(ゲスト会員)が報告し,「同監査結果報告」を監事の江村超(精39)が報告し,承認された.
第3号議案
 「役員改選」役員の任期満了に伴い,幹事会で予選された平成20,21年度役員候補者が承認された.会長には箱守京次郎(精30)が選出され,副会長には梅原誠(精37)が再選された.平成20,21年度の役員は本同窓会誌に掲載されている.
第4号議案
 大学教員の役職名変更(助教授→准教授)に伴う会則改正(会即内表記の変更)を升谷五郎(機II 46)が報告し,承認された.
議長交代
 平成19年度の議事終了に伴い,石井会長(機26)が降壇し,平成20,21年度の会長に選出された箱守京次郎(精30)が議長席に登壇し会長挨拶と第5号議案以降の進行を行った.
第5号議案
 「平成20年度事業計画」を横堀壽光(機Ⅱ 48)が提案し,承認された.
第6号議案
 「平成20年度収支予算」を西澤松彦(ゲスト会員)が提案し,承認された.
第7号議案
横堀壽光(機Ⅱ 48)より退任される石井会長(機26)が名誉会長に推薦され満場一致で承認された.

当初予定された議題の他に提案も無く,議事は予定通り終了した.

第Ⅱ部 特別講演(14時00分~16時30分)

今回は2件の特別講演が行なわれた.1件目は,東北大学大学院工学研究科教授 内山勝(ゲスト会員)を講師として「ロボット工学の現状と将来展望」と題した講演が行なわれた.講演に先立ち升谷五郎(機II 46)から内山講師の経歴,専門をはじめとする紹介があった.講演ではロボットテクノロジー,情報世界と物理世界の統合,情報通信を介した作業機械,運動知能のプラットフォームについて詳しく紹介された.現在,開発されている情報通信を用いた知能的なロボットも紹介され,今後,ロボティクスを基盤にした新しい機械が創生されていくことが夢物語ではないことを実感する講演であった.

続いて,秋田市長 佐竹敬久(精46)を講師として「今,自治体では(自治体事情)」と題した講演が行なわれた.講演に先立ち斎田久人(精45)から佐竹講師の機械系出身の講師が現職に至るまでの経歴をはじめとする紹介があった.講演では,少子高齢化を中心とした社会現象による活力の減退に代表される地方都市の現状が紹介された後,現状を打破し日本の活力の基盤である産業経済を維持発展させるための地方分権改革について紹介された.現在,全国市長会会長を務められる講師の話は,実に説得力のある講演であった.

両講演に対し質疑応答も活発に行なわれ,参加者は科学技術と経済政策の広い分野の最先端の貴重な話に聞き入っていた.なお,特別講演の詳細につきましては,本号に掲載されているので,そちらをご覧頂きたい.

第Ⅲ部 懇親会(16時30分~18時30分)

特別講演会が行なわれたさくらホール2階から懇親会が行なわれる1階に移動する場を利用して,参加者全員による記念撮影を行なった.これまで全員での記念撮影が行なわれてこなかっただけに同窓会にとって貴重な1枚となった.

佐野健太郎(機知 平7)が司会を担当し,石井敏夫会長(機26)の挨拶ならびに梅原誠副会長(精37)の挨拶と乾杯の音頭で懇親会を開宴した.ひとしきりの歓談の後,機械系系長の和田仁(機47)より大学の現状を含めた挨拶があった.また西澤松彦(ゲスト会員)よりここ2年間に新たに着任した教員より3名(佐々木大輔 助教,丸山央峰 助教,竹内栄二朗 助教)の紹介もなされた.さらに鳴海忠孝(精40),村田稔(精46),大橋晴志郎(精43)の3名より学生時代の思い出や近況が披露され,懐かしさに聞き入る姿が見られた.また会場のあちこちで恩師,先輩,友との懐かしい語らいの場が持たれ大いに盛り上がった.そのような語らいも尽きない中,創立100周年を機に公式の学生歌として制定された「青葉ももゆるこのみちのく」を全員で肩を組んでの大合唱,箱守京次郎次期会長(精30)の挨拶並びに永井伸樹副会長(精29)の閉会の乾杯をもって,盛会裡に懇親会がお開きとなった.